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空海/〔著〕 加藤純隆/訳 加藤精一/訳
、角川学芸出版
価格:700円

空海24歳の処女作、本人がモデルとされる仮名乞児を主人公に戯曲仕立てで、儒教・道教・仏教を比較した思想比較書。仏教の道へ進もうとする青年・空海がまわりの反対者に送った宣言書でもある。分かりやすい現代語の前半、後半には原文訓み下し、空海略伝を収録。
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福沢諭吉/〔著〕 伊藤正雄/校注
、講談社
価格:1,050円

スマイルズ『自助論』の中村正直訳『西国立志編』刊行の翌年1872年に初編、以後17編まで刊行されベストセラーとなった、明治の若者を鼓舞した名著の注釈書。原文を尊重しつつ、適宜ルビをつけ、新字体に改め、段落ごとに見出しを追加し、注釈を付し、現代人向けに読みやすくしたもの。詳細な巻末解説つき。底本は1967年旺文社刊。初編冒頭の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」を知らぬ人はいないでしょう。しかし、実際に本書を通読した人がどれだけいるかというと大いに疑問。本書は福沢諭吉の原文に込めた思いを味わいつつ、理解しやすい注釈書になっています。一度は読んでおきたい名著です。百年たっても物事の本質は変わりません。役に立つ実証学問を身に付けようとすすめる福沢諭吉の熱意が伝わってきます。もっと手っ取り早く読みたいという向きには、角川ソフィア文庫で現代語訳も出ています。
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