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下村湖人/〔著〕
、講談社
価格:1,050円

下村湖人(1884‐1955)といえば、『次郎物語』を代表作とする社会教育家ですが、もうひとつの名作がこの『論語物語』です。『論語』を自分の血とも肉ともした、『論語』に学び人生を考えた湖人の心の書です。『論語』の章句を二十八のエピソードの中に織り込み、『論語』の精神を物語の形で誰にでもわかるように説いています。『論語』を学ぶ入門書としても、時に『論語』を″習う″人のためにも最適の書といえるでしょう。できれば、孔子の生涯について知り『論語』を一通り学んでから読んでみると、いかに湖人が巧みに物語に生かしているかということもよく理解できると思います。
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ベンジャミン・ホフ/著 吉福伸逸/訳 松下みさを/訳 E・H・シェパード/絵
、平河出版社
価格:1,575円

キリスト教に裏打ちされた西洋文明人の視点による老荘思想の解釈であるタオイズムのひとつの典型的作品。クマのプーさんを持ってきたところがユニーク! 原漢文からの読み下し文に基づく解釈を中心に広く浸透してきた従来の日本人の老荘思想観とは若干異なる解釈が見えるような気がします。私のような老荘思想、タオイズム初心者が言うのもおかしいのですが、ちょっと違うだろう、あるいは理解しがたいような部分もあります。ただ、これは原典のクマのプーさんを知らないからかもしれません。従来の老荘思想とは違った西洋風のアプローチはなかなか興味深いものがあります。アタマの固くなった人は一読の価値ありでしょう。また、プーさんのイラストも入って子供さんにもおもしろい読み物として、大人にもひとつのタオイズム入門書として、楽しめるものになっています。私は、講談社+α文庫版『クマのプーさんの「のんびり」タオ』で読んだのですが、この本が現在<絶版または重版未定>となっていますので、こちらを選びました。
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